生地に撥水加工と継ぎ目に水が浸入しにくい設計をしておりますが、強い雨風にさらされてしまいますと、縫製品になりますのでどうしても縫い目から水分が入ってしまいます。しかしこの縫い目は、日射から受ける熱によって気化した水分を逃がす役割もあります。完全防水にして、密閉してしまうと内部の水分を逃がすことが出来ず、サビやカビの原因となったり、塗装にも悪影響を与える可能性が出てくるからです。
※雨上がり等、地面からの湿気や水蒸気が多い場合は車体が濡れるケースもございます。
台風等で風が強い場合は「カバーが破れた」「付属のベルトが破損しカバーが飛んで行った」「風をはらんでバイクが転倒した」等のケースがありますので、当社としては推奨しておりません。
ガレージなどの屋内での使用や屋外での使用、日照時間や潮風等の様々な条件下によって異なりますが、目安としましては、薄手生地(タフタ等)は約半年~約1年、厚手生地(オックス等)は約1年~約2年となります。屋内使用や日照時間が少ない等であれば、3~5年持ったというお声をお客様から頂くケースもございました。
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